すいかの履歴書

一生懸命、生きている人の日記。

近況報告

双極性障害と診断されて、休養期間に入ってから8か月が経った。これまでの間は生産的なことは何もしていない。図書館で本を読んだり、旅に出たりするくらい。何もできない自分に悶々としながら、とりあえず「生きて」きた。

現在の主治医には、「暴力と自殺だけはするな」と言われた。今でもそのときのことを鮮明に覚えている。先生にとってはこの病気の人全員に言っていることだとは思うが、自分の病気に真剣に向き合ってくれる人が(診察中だけとはいえ)目の前にいるということの嬉しさに泣きそうになった。

今年になってから、精神障害者保健福祉手帳3級を取得した。まさか自分が「障害者」になるなんて思っていなかった。交通費の助成を受けられるため手帳取得に踏み切ったのだが、自分が障害者だということを受け入れることは難しかったし、今後もそうだと思う。

現在は就労移行支援という福祉サービスを利用して、日中はパソコン作業や就職に向けたワークなどをして過ごしている。夏ごろまでには就職をしたいと思い、最近は履歴書と職務経歴書の作成をしている。これらの書類を作っていると、どうしても経歴のブランクのことが気になってしまう。職歴は2017年1月で途切れている。1年3か月以上も仕事から離れていることになる。

支援してくれる方には「そのくらいは問題ないよ」と言われるが、自分としては心配しかない。障害者雇用の枠に応募するつもりでいるが、自分のような経歴の人間を採用してくれる会社はあるのだろうか?採用されたとしても、長く続けられるのだろうか?そもそも自分は会社員として生きていくのがいいのだろうか?…などなど。

不安は尽きないが、まずは求人に応募して、自分のことを受け入れてくれる企業に巡り合えるように行動していけたらいいなと思っている。

将来的には、障害者枠ではなく一般の人たちに混じって就労できるようになりたい。この病気は治ることはないが、良くなることはある。いわゆる「寛解」状態である。症状をコントロールして働いている人はたくさんいる(らしい)。まずは、仕事が人並みにできるようになりたい。しっかり稼げるようになったら、もう一度結婚したい。幸せな家庭を築きたい。一度失敗はしているけど…。

27歳になる今年、どこまでできるかは分からないけれど自分なりに色々と頑張ってみたいと思う。